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レーシック後、数年経ってから影響はない?

レーシックは視力矯正手術であり、手術を受ける時点の視力から患者が希望し、その回復が期待出来る範囲での視力アップを期待して角膜形状に手を加える作業です。
術後目の状態も落ち着き、希望に沿った視力回復を得られたとしても、その後の生活習慣が原因で再度視力低下を招かないとは限りません。
この場合はレーシックが直接の原因ではなく、レーシックを施した裸眼状態の視力を自らが悪化させてしまう事例です。

眼鏡やコンタクトを必要としない成人であったとしても、長時間のパソコンやゲーム画面との対峙や食生活の乱れ、更には暗い場所での読書などは視力低下に直結します。
一定年齢以上であれば、加齢から来る自然な視力低下や老眼、乱視、白内障などは避けられない目の変化ですし、これもレーシックが直接の引き金ではありません。
視力は自身の体調と密接な影響がありますので、他の病気が間接的に影響して視力低下を招くケースも当然想定されます。

レーシック施術後に視力低下が確認された場合は再手術も選択肢となりますが、全ての人がこれを受けられるとは限りません。
最初の施術時にもそうであったように、角膜に一手い以上の厚みが残っており、他の目の疾患を発症していない事が前提となります。
また角膜に人工的に形状変形を施す手術を受けた状態の目ですので、他の症状の治療に全く制限が生じないとも限りません。

レーシックから数年経過してから生じた症例に関しても、インターネット上で多数の口コミが配信されていますので、当事者の声として参考にすると良いでしょう。
注意点としてはあくまで個人の主観で感情が入ったコメントである事を踏まえ、冷静に何が真実なのかを見極める姿勢で参照する姿勢を忘れないでください。
ちなみに圧倒的に報告されている症例はドライアイや光の認識の違和感ですが、実際にどの程度の状態なのかを綴る事も読み取る事も難しいかと思われます。

またレーシックを実施している多くの医療機関の公式サイトでも、こうした関連情報を配信していますので、医療機関選択と併行して確認する事をお薦めしておきます。
自身で集めた情報の真偽の判断に迷った時は、直接専門医とのカウンセリングに際してストレートに質問を投げ掛けてみるのがベストです。
将来的に何らかの病気が発症するリスクに対する恐怖感が拭い去れないのであれば、レーシックを受ける事を断念するのも1つの正しい選択肢です。
眼鏡やコンタクトでの視力矯正も物理的に可能ですし、レーシックが原因となる術後の予期せぬ悪影響は完全に回避出来ます。
こちらのレーシックとコンタクトレンズの比較についての記事も参考にご覧ください。

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