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レーシック前の検査ってどんなことをする?

レーシック前に受けなければならない検査は2つあり、適応検査と術前検査と称されています。
最初に受ける適応検査はレーシック手術が可能か否かを確認する簡易的な検査です。
具体的には視力、眼圧、角膜の形状と内皮の状態、黒目の球面の状態、眼底の状態などを約2時間掛けて検査します。

そして適応検査でレーシック手術が可能だと判定された場合でも、即そこから手術という訳ではありません。
次に行われるのが術前検査であり、こちらは更に専門的な機械を用いての精密検査、診察を受けねばならず、こちらには3時間程を要します。
注意点として普段コンタクトレンズを着用している人の場合、この術前検査の数週間前から使用を禁止されるのが一般的であり、これはコンタクトレンズが角膜の形状を変形させる為です。

圧迫されて変形した角膜形状を測定してしまっては、正確な術前のデータを得る事が出来ません。
これらを経てようやく、具体的な手術内容の説明を受ける事となります。
結果としてレーシック手術が受けられないと判定される可能性を誰もが有している事を、まずは踏まえて置いて下さい。

また手術可能と判断されてから実際の手術まで、一定の検討期間を設けても全く問題ありません。
検討期間中に他の自身にベストと思われる視力矯正方法が見つかるかも知れませんし、レーシックに関する色々な知識情報を得る事も有益です。
ですがこの期間が長く開き過ぎた場合、再度これらの検査を受けねばならなくなりますので、病院側にキチンと確認しておきましょう。

これらの検査が必要である事を知った上で最も重要となるのが、どの医療機関でレーシック手術を受けるのかを慎重に検討選択する作業です。
今日ではインターネット検索を通じ、レーシック手術を行っている数多くの医療機関の公式サイトや口コミ情報などの閲覧が可能です。
特に実際に手術を受けた人の体験談は貴重な事前情報ですので、あくまで語り手の主観で書き込まれている事を踏まえて冷静に参照すれば、非常に有効な情報となります。

あらゆる角度から総合的に検討から決定の上、まずはカウンセリングを得て適応検査へと段階を踏んで行きましょう。
また話が前後しましたが、レーシック手術は18歳未満あるいは60歳以上の人は基本受ける事が出来ません。
検査前に年齢確認が必ず行われますので、年齢が満たない人は少し待ち、年齢オーバーの方は他の視力矯正方法を検討しなければなりません。
気になるレーシック難民についても参考にご覧ください。

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